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いつになったら

 10月に大学の授業の外部講師として、1年生165人に話をしてきました。

以前アシストミルで4年生の実習(地域の社会資源)を行ったことがきっかっけで、年に1度の講義は今年で3回目になります。

今年は「障害って何だろう?」をテーマに「障害の社会モデル」についてや自立生活センターの話など、スタッフの加奈子さんと二人で掛け合いのようにして話しました。笑いがあまり・・・というか全然?取れなかったのが残念でしたが、1時間30分という時間はあっという間に過ぎていきました。

 後日、講義を聞いた学生のレポートが送られてきました。一つ一つ読んでいくと、「社会モデル」や「障害者の自立」についてはこちらが伝えたかったことがちゃんと伝わっていることがわかるレポートでした。よく聞いてくれたことがわかります。

 ただ、ほとんどの学生が『障害を持つ人から話を聞くのは初めてだった』と書いていて、また『障害者も自分たちと同じなんだ』『障害者は家で家族と一緒にとか病院や施設で暮らしていると思っていた』と書いてあるものも多くありました。

 これを考えると、いかに普段の生活、学校や街の中などで障害を持つ人と出会うことがないか、健常者と言われている人たちと分けられていることがわかります。以前から学校などで話をさせてもらってきましたが、前述のレポートと変わらない感想で時代は変化しているのに、障害を持つ人を取り巻く環境は変わらないんだと思ってしまいます。

 いくら私たちが「インクルーシブな社会」を訴えても、それを今の社会が必要としなければ何年たっても変わらない感想になるんだと思いました。

「障害者のナマの声が聞けて良かった」という感想が無くなるくらい、障害を持つ人がそこにいることが「あたりまえ」になるような社会はいつになったら実現されるのでしょうか??? 

                                                                       (きょうこ)