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アシストミルについて

特定非営利活動法人自立生活センターアシストMILについて

自立生活センター(CIL)とは

CILはCenterforIndependentLivingの略。CILでは以下の用件を約束しています。

①意思決定機関の構成員の過半数が障がい者であること。
②意思決定機関の責任者又は実施責任機関の責任者が障がい者であること。
③障がい種類を問わず、サービスを提供していること。
④情報提供、権利擁護活動を基本サービスとして実施している上に、さらに次のサービスを行っていること。
(a)自立生活プログラム(ILP)
(b)ピア・カウンセリング
(c)介助サービス
(d)住宅サービス

自立の定義

〇自立の理念
私たちが考える自立とは、重度の障害があっても、どのような障害でも、自分の人生のリーダーシップをとることです。
それは身辺的自立や経済的自立が重要ではなく、自らの人生を自分らしく生きていけるように、一人ひとりが必要なサポートを受けながら生きていくことです。
そして社会でその存在が当たり前となり、障害を理由とするあらゆる社会的障壁※から解放されることです。

〇自立生活とは
私たちが考える自立生活とは、入居施設ではなく地域の中でそれぞれの必要なサポートを受けて、誰とどこで、どんなふうに人生を歩んでいくかを自分で決めることです。
障害特性や社会からの抑圧により自分ひとりで決めることが苦手な人も、成功や失敗を積み重ねる機会が奪われることなく、仲間や支援者とともに、選んで、決めて、人生に責任を持って社会参加していくことです。

〇自立生活運動とは
自立生活運動とは、障害種別を超えて誰もが人としての当たり前の尊厳と権利を守られるために、エンパワメントしあいながら仲間とともに社会を変えていくことです。

※社会的障壁とは・・・
①社会における事物(通行、利用しにくい施設、設備、適切な情報保障がされていないなど)
②制度(利用しにくい制度など)
③慣行(障害のある方の存在を意識していない慣習、文化など)
④観念(障害のある方への偏見など)

アシストミルとは

障がいのある人が「何に困っているか、何に不便に感じているか、そして今、何が必要か」
それは、障がいを持つ当事者が一番よく知っています。
相談員は障害当事者です。
一緒に考えたり、当事者の経験を伝えたり、時にはあなたと一緒に動きながら、
あなたの「やりたいこと」自立生活を実現するための自立生活支援活動センターです。
(障害者自立支援法に基づいた指定相談事業所です)

〇ピアカウンセリング事業
障がいを持つ人どうしが支え合い、自立生活を楽しむためのカウンセリングです

〇自立生活プログラム(ILP)の開催
自立生活の具体的な方法(制度の学習・調理実習・健康管理など)を伝えま

〇自立生活に関する情報の提供
福祉制度・住宅・交通・福祉機器など具体的に役立つ情報です
(障がいを持つ人の立場から自立生活を営んでいく上で、必要なノウハウや公共アクセス情報・方法を伝授します)

〇権利擁護活動
障がいのある人への権利侵害に対し、解決に向け活動します
(電車を利用したら駅員の対応が悪かった。公共的な建物で車椅子用トイレを利用しようとしたら、鍵がかかっていて使えなかった等身近で困った問題を間に入って解決していきます。

※NPO法人ピアシップみしまと連携
(障害者自立支援法に基づいた指定障害福祉サービス事業所)
障がいのある人が主体的に生活を送るための介助派遣をします。
自立支援法法​以外の方へ有料介助派遣事業も行っています。

アシストミルの歴史をご紹介します

●前史 福祉マップをつくる会

1980年12月

福祉マップを作る会設立
活動三本柱として
①公共交通・公共施設の点検
②商店街の点検
③在宅障害者の訪問 

1984年1月

福祉マップを作る会「飛び出そう新しい出愛を求めて(74ページ)の冊子を完成

●共に生きる為のネットワーク「かかわり」時代

1988年9月​

共に生きる為のネットワーク「かかわり」設立
移動の保障を柱にした活動

1990年3月

三島市河原ヶ谷の借家を事務所とする
※7月議会傍聴人取締規制への問題

1991年3月

中央町に事務所を移転する

4月

タクシー差別事件

9月

三島市文化会館へ施設改善の要望書を提出
三島市ガイドヘルパー導入の要望書を提出

1993年2月

市長とリフトバス導入についての話し合いを持つ
リフトバスが導入される(1994年12月)

6月

全国自立生活センター協議会(JIL)に加盟

●自立生活センターとして

1994年4月

事務所を芝本町に移転する

1996年4月

再度事務所を中央町に戻す

1997年9月

「かかわり」10周年記念イベント

●自立生活センターアシストMIL(ミル)の時代

1998年7月

「かかわり」からアシストMIL(ミル)に名称を変更

1999年3月

三島駅に「誰もがいつでも自由に利用できるエレベーターの設置の要望書」の提出

2000年4月

リフトカー基金チャリティーコンサート

8月

市長相談日に「楽寿園の新設南門などと三島中心市街地循環バスの要望書」を提出

2001年1月

事務所を西本町に移転する

6月

NPO法人自立生活センターアシストMIL(ミル)設立

7月

市長相談日に「市町村生活支援事業の委託についての要望書」を提出

2002年12月

特定非営利活動法人ピアシップみしま設立

●支援費制度が始まる

2003年4月

特定非営利活動法人ピアシップみしまが、指定居宅支援事業所として開始する

●自立支援法が始まる

2006年10月

ミルが指定相談支援事業所として開始する
ピアシップみしまが指定障害福祉サービス事業所として開始する

2007年12月

①伊豆箱根鉄道へ沿線駅改善の要望書を提出

2008年11月

 ②伊豆箱根鉄道へ沿線駅改善の要望書を提出

2009年5月

JP東海三島へエスカレーターについて改善の要望書を提出

●政権が交代

2010年1月

障がい者制度改革推進本部設置

2月

ダスキン・アジア太平洋障がい者リーダー育成事業の研修生受け入れ(1ヶ月)

2011年3月

東日本大震災発生

2012年4月

指定一般相談事業所の指定を受ける

5月

指定特定相談支援事業所の指定を受ける

●自立支援法から総合支援法に変わる